スダジイ


解説

高さ約20m。温帯、暖帯に生える代表的な常緑樹。強い香りがある花をつけ、翌年に果実が熟す。

名前の由来

不明。

注目ポイント

代表的な常緑樹。春には独特の花の匂い。

利用

果実(シイの実)は生でも食べられる。木材は建築材、器具材、シイタケの原木などに利用。自然教育園では、敵の侵入や火事などを防ぐ目的で、土塁上に植栽されたとされる。

花や実の時期

花期:4月下旬~5月下旬

果期:10月上旬~10月下旬

自然教育園で行っている管理

何も手を入れず自然の遷移のままに放置すると、スダジイなどの常緑樹が増え、やがて常緑樹が主体の林になる。将来的に他の植物の陰になるような場所では、若木や実生のうちに抜根する。


見ごろの時期

2.春(4〜6月), 4.秋(10〜11月)

見られる場所

武蔵野植物園, 路傍植物園

キーワード

常緑樹林, 樹木