ヤブツバキ


解説

高さ10m程度の樹木。赤い花を咲かせる。花にはメジロ、ヒヨドリが蜜を吸いに来て、花粉を運ぶ。自生するツバキの代表的な種。

名前の由来

葉が厚い「厚葉木(あつばき)」がつまって「ツバキ」と変化したなど諸説がある。

注目ポイント

メジロなどの鳥が花粉を運ぶ冬の花

利用

観賞用に庭木。茶花としても品種が多くつくられた。種子を絞って椿油をとる。建築材。

花や実の時期

花期:12月上旬~4月上旬

自然教育園で行っている管理

4月頃および9月頃に葉にチャドクガの幼虫が発生することがある。直接触れずとも、風で毒針毛が皮膚に触れることもあるため、幼虫のついた枝ごと剪定して除去する。


見ごろの時期

1.早春(3月), 2.春(4〜6月), 5.晩秋(12月), 6.冬(1〜2月)

見られる場所

武蔵野植物園, 水生植物園, 路傍植物園

キーワード

常緑樹林, 樹木