ヤツデ


解説

高さ2m程度の樹木。晩秋から冬に多数の白い花をつける。花からは蜜が出て、越冬前のハエ、アブなどの虫がよく集まる。葉は切れ込みが深く大きい。日本に固有の常緑低木。海岸近くの林に多い。

名前の由来

「八手」と書き、葉の形が手のひら状で多く切れ込むことから。

注目ポイント

ハエなどの昆虫が集まる秋から冬に咲く花。

利用

栽培が容易で、観賞用や目隠しに、庭木や公園樹に植えられる。

花や実の時期

花期:10月下旬~1月中旬

自然教育園で行っている管理

樹形を維持するため、古い葉を除去し、適宜剪定を行っている。また、適宜間引いて増えすぎないように個体数を管理している。


見ごろの時期

4.秋(10〜11月), 5.晩秋(12月), 6.冬(1〜2月)

見られる場所

武蔵野植物園, 水生植物園, 路傍植物園

キーワード

常緑樹林, 樹木